転職を決断したみなさんはまず、前職を辞めなければなりません。 ここでは、退職までの具体的なステップについて見ていきたいと思います。

①上司へ退職の旨を告げる

退職を決意しましたあなたは、まず上司にその旨を伝える必要があります。 時期としては、【2ヶ月くらい前】がよいです。 そこでは、退職日はいつにするのか、退職までのスケジューリング、退職届の提出などがあります。 法律などでは、退職の旨を告げてから２週間後であれば辞めても問題はありませんが、手続きや、職場にかかる迷惑などを考慮して、2ヶ月前にはしっかり伝えるようにしましょう。

②後任への引き継ぎ

退職が決まりましたら、次に後任者に対する引き継ぎがあります。 引き継ぎのマニュアルを作成したり、取引先や顧客に挨拶まわりをしたりなど、自分がいなくなっても業務遂行がスムーズにいくようにしっかり手配しましょう。

③身辺整理、社内挨拶回り

自分のデスクの荷物など、しっかり片付けて掃除しておきましょう。 また、総務部に確認して、必要書類の準備をしておきましょう。 最後に退社当日には、お世話になった社内の仕事仲間の方々には、欠かさず挨拶をしておきましょう。 ここまでが、退職までにするべきことの流れです。 1つ1つ確認したうえで、自分にとっても、会社にとっても、お互い気持ちのいい形で終わらせられるようにしましょう。 ここからは、具体的に転職に向けてどう動いていけばいいのか、についてお伝えしていきます。

①転職サイトに登録する

自分の中で、次の職場に求める条件のランク付けが終わりましたら、次に医師転職サイトに登録しましょう。 優秀なキャリアコンサルタントが、あなたの希望条件をもとに、ぴったりな求人をいくつか提案してくれます。 自分で企業研究・求人探しをするのもいいとは思います。しかし、やってみれば分かりますが、想像以上の労力と時間がかかります。 しかもネットだけではわからない情報が多いです。 そこで、生の現場もしっている、かつこれまで何人もの医師の方の転職を支えてきたコンサルタントに頼るのは、効率を考えても有効であるといえます。

②職務経歴書・面接対策

初めての転職だ、という方も多いかと思います。 そうなりますと、各種書類の提出や面接対策など、不安な部分も多いですよね。 しかし、安心して下さい。 転職サイトに登録して、求人を探しているあなたなら、優秀なキャリアコンサルタントからさまざまな指導を受けることができます。しかも、無料です。 ですので、そこからしっかり対策を学び、万全の状態で選考に挑むことができます。 ここまでで、医師の転職に必要な豆知識をお伝えしてきました。 「医師として転職したいけど、不安だ・・・」と思う方は多いです。 先のわからないことについて不安になるのは、人間だれしも同じことです。 しかし、そんなあなたも、このマニュアルにそって転職活動をすれば、そんな不安も払拭できるでしょう。 うじうじ悩んでいるのではなく、１にも2にも行動し、理想の未来を手にしましょう。 この記事が、みなさんの将来のためにお役にたてれば幸いです。 では！